Be Closer
すべてのガイド秋の朝、停留所を離れていくバスKids & Teens

通学路でバスや電車に乗り遅れたとき、家族でどう動くか

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be CloserMarta Osei 読了目安 9分

待つ場所と最初に連絡する相手を、何も起きていないうちに決めておいてください。そうすれば、乗り遅れは短い電話一本で済み、子どもが歩き出してしまうことがなくなります。まず居場所を確かめ、次の便を待つか、送るか、歩くかを決め、学校への連絡は大人が行います。一度だけ練習しておくと、慌てる気持ちの大半は消えます。

最初にそれが起きたとき、私はもう電車の中にいました。着信があり、娘が震える声でバスという言葉を口にして、それから十分間、私は誰もがすることをしていました。移動しながら心配し、寒い歩道に立つ子どもには答えようのない質問を続けていたのです。

結果は何ともありませんでした。たいていは何ともありません。それでも対応は下手でした。理由ははっきりしています。バスが先に行ってしまったらどうするかを、一度も話し合っていなかったからです。娘はスマホと上着を持っていて、段取りだけを持っていませんでした。これは驚くほどよくある組み合わせです。

日本では、小学生でも中学生でも、路線バスや電車での通学は珍しくありません。乗り遅れも、乗り換えの失敗も、日常の一部です。ここでご紹介するのは、その後で封筒の裏に十分ほどで書いた段取りです。以来、二人の子どもが四回、近所の男の子が一回使いました。歩道で泣いた子は、それからいません。

必要になる前に決めておく

乗り遅れは、緊急事態の衣装を着た段取りの問題です。つらさはすべて、急いで決めなければならないことから生まれます。どこに立つのか、歩き出していいのか、誰か来るのか。それを落ち着いているときに一度決めておけば、朝の会話は二分で終わります。

気が散りやすい十一歳が覚えていられる長さにしてください。我が家のものは冷蔵庫のマグネットに収まり、三つだけです。そこを動かない、連絡する、指示を待つ。本当にこれだけです。その下の細かい部分は、子どもではなく大人のためのものです。

先に決めておく四つのこと

  • 待つ場所をひとつ。 はっきりした、人目のある場所です。停留所のあたりではなく、名前のある一か所にします。
  • 最初の連絡先をひとつ。 誰に最初にかけるか、その人が二分ほど出ないときは次に誰にかけるかまで決めます。
  • 誰も出ないときの行動をひとつ。 たいていは、家に戻る、決めておいたコンビニに入る、学校の職員室へ行く、のいずれかです。
  • 歩いてよいかどうかの取り決め。 歩いてよいか、よいならどの道か。明るい時間に一緒に歩いて確かめた道にかぎります。

見える場所に書いてください。十月には流れて消えているメッセージではなく、通学かばんに入れたカードが役に立ちます。筆箱の内側に貼った紙はさらに確実です。授業のたびに開くからです。新学期に家の流れを整えるところなら、別のお説教にせず、新学期の家族の生活リセットの一部として一緒に決めてしまうほうがうまくいきます。

待つ場所と、待たない場所

乗り遅れた子どもの本能は、動くことです。次の停留所へ歩き、学校の方向へ歩き、友だちのほうへ歩きます。すると、迎えに出た大人が見つけられません。他の保護者から聞いた、本当に大変だった話のほとんどは、子どもが言った場所にいなかったところから始まっています。

ですから待つ場所は、十五分立っていても本人が嫌にならない場所である必要があります。人目があり、できれば屋根があり、恥ずかしくない場所です。バス停の待合、二人で入ったことのあるコンビニ、たどり着けたなら学校の受付、名前のわかるご近所の玄関先。その場所の名前を声に出して言ってください。そうすると、子どもの頭の中で実在の場所になります。

  • よい場所。 バス停の待合、店員のいるコンビニ、図書館、駅の改札のそば、学校の受付、名前を決めたご近所の玄関先。
  • 向かない場所。 公園、路地の近道、駐車場、大人の目も明かりもない場所。
  • 絶対にしないこと。 決めた人以外の車に乗ること。どれだけよく知っている相手でも同じです。

最後の一点は、注意ではなくきちんとした会話にしてください。車に乗せてよい大人の短い一覧を決め、思いがけない申し出をその場で確かめられるように、家族の合言葉を用意しておきます。決め方は家族の合言葉にまとめてあります。

動かずに見つけてもらえることは、役に立ちそうな場所へ半分だけ進むことに勝ります。

電話で、実際に何を話すか

子どもは電話で状況を伝えるのが苦手です。不注意だからではなく、恥ずかしくて寒いからです。乗り遅れた、と言ったあとは沈黙になります。こちらが必ず聞く三つのことを本人が知っていると、かける前に答えをそろえられるので、ずいぶん違います。

  1. 1今どこにいますか。 決めておいた場所の名前です。通りの様子の説明ではありません。
  2. 2安全で、寒くないですか。 はいかいいえで十分です。この答えが、あとの動きの速さを決めます。
  3. 3電池はどれくらい残っていますか。 これで段取りが変わります。残り四パーセントなら、十分後にかけ直す前提はやめて、今すべて決めます。

そのうえで、選択肢ではなく指示を伝えてください。そこにいてください、十分で着きます。あるいは、学校の受付へ行ってください、こちらから連絡してあります。歩道に立っている子どもは、一緒に解決策を考えたいわけではありません。落ち着いた声で、次に何が起きるかを教えてほしいのです。

電池の話は、痛い目を見るまで忘れられがちです。お子さんのスマホがいつも昼前に切れるなら、それは別の課題として先に片づけてください。子どものスマホが電池切れになったときに、画面に頼らない備えをまとめてあります。

大切な家族との距離を、少しだけ縮めましょう。

無料でダウンロードできます。1分ほどでサークルの設定が完了します。マップを見られるのは、あなたが招待した人だけです。

次の便か、送るか、歩くか

答えは実質三つしかありません。どれを選んでいるかがわかっていれば、判断は速くなります。大事なのは、平日の朝に現実的なのはどれかを先に考えておくことです。車がありすぐ動ける家庭の答えと、そうでない家庭の答えは違います。

次の便を待つ

多くの場合、いちばん落ち着いた選び方です。遅刻になるので、子どもはたいてい嫌がります。遅刻は問題ありません。連絡のある遅刻ならなおさらです。次の便が二十分以内で、その停留所や駅が安全なら、これがふつう正解です。乗り遅れには派手ではなく退屈な解決策がある、と静かに伝わるのも利点です。乗り換えがある通学路なら、駅の発車案内を一緒に確認してから決めてください。

送っていく

いちばん速く、大人の予定はいちばん崩れます。出発する前に、送迎を分け合っている家庭の誰かがまだ近くにいないか確かめてください。二分の距離のご近所は、二十五分の距離の親に毎回勝ちます。その関係がまだないなら、一晩かける価値があります。最初の切り出し方は送迎を他の家庭と分け合うに書きました。

歩く

明るい時間に一緒に歩いた道で、二人とも大丈夫だと思える場合にかぎります。これは日曜の午後に決めることで、火曜の八時十分に決めることではありません。そろそろその年齢だと感じるなら、まずひとりで登校するの準備の問いを一緒に確かめてください。

どれを選ぶ場合でも、学校への連絡は大人がしてください。混み合った受付で、十二歳に自分の遅刻を説明させることはありません。三十秒の連絡で、記録は説明のついた遅刻に変わり、子どもは二つ目の問題を抱えずに教室へ行けます。

見守りとしての位置情報

この朝のつらさの大半は危険ではなく、わからないことです。どこにいるかがわからないので、鍵を探しているあいだに想像が空白を埋めます。一度だけ画面を見て、娘が言ったとおりの停留所にいるとわかれば、そのつらさはほとんど消えます。追加の電話は一本もいりません。

実際の段取りも速くなります。あとどれくらいかがわかるので、希望ではなく現実的な分数を伝えられますし、もう一度連絡が取れる前提でよいかを電池残量から判断できます。Be Closer は無料でダウンロードでき、13の言語に対応し、条件によって最大95%の精度で位置を表示します。バス停の待合とコンビニの入口を見分けるには十分です。

うまくいかない朝の使い方

  • 一度見て、動く。 地図を更新しても子どもは動きません。場所を確かめたら決めてください。
  • 点だけでなく電池も見る。 今すべて決めるべきかどうかは、電池残量が教えてくれます。
  • 双方向のままにする。 子どもが大人の接近を見られることが、見張られると迎えに来てもらうの違いになります。
  • 見たことを言葉にする。 待合にいるのが見えています、そこにいてください。見ていないふりは、隠すことを教えます。

最後の点は、技術より大切です。位置情報は、家族のあいだで公然と決められ、互いに見えているときにだけうまく働きます。親だけの秘密の利点になると、すぐに関係が濁ります。見守りは監視とは別のものだ、という共通理解を先に作ってください。その話し合いがまだなら、とくに大きな子には、中高生と位置情報の話を先に読んでいただくとよいと思います。

一度練習して、あとは手放す

週末に一度、通しで試してください。停留所まで歩き、待つ場所に立ち、そこから電話をかけ、お互いに何をするかを話します。十分間、年に一度、学期の始まりで十分です。実際にその場所に立ったことのある子どもは、話を聞いただけの子どもとまったく違う動き方をします。

そのあとは心配をやめてください。きちんとした家庭でも、よい習慣があっても、素直な子どもでも、バスには乗り遅れます。何かの証拠にはなりません。学期に二回ではなく毎週になっているなら、問題は停留所ではなく、その前の朝の流れにあります。朝七時四十分の仕組みに、実際に続く整え方をまとめてあります。

迎え方にも気をつけてください。緊張した子どもが乗り込んできたとき、何がいけなかったかを説明したくなります。それは夜まで取っておいてください。最初のひとことは、ふつうのひとことにします。叱られると身構える子どもは、いつか、連絡せずに自分だけで何とかしようとします。ここで本当に避けたい結果はそれだけで、それは大人の側で完全に防げます。

ご家族から

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be Closer
Marta Osei
Kids & Teens

Marta writes our Kids & Teens guides. Mother of two, professional over-preparer, firm believer that independence is a skill you practice, together first, then alone. She has road-tested every checklist in her own hallway at 7:40am.

Our guides are written by Be Closer's editorial voices and reviewed by the team behind the app. Questions? support@becloser.com

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