Be Closer
すべてのガイドソファに並んで座り、笑顔でスマホの画面を一緒に見ている親子Kids & Teens

子どもの初めてのクラス LINE、親が知っておきたいこと

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be CloserMarta Osei 読了目安 10分

クラスや部活の LINE グループは、子どもにとって放課後の教室そのものです。入る前に三つの約束を話しておきます。書いたことは消えないこと、その場にいない人のことを書かないこと、困ったら責めずに聞いてもらえること、です。仲間外れや既読の悩みは誰にでも起こるので、起きた夜にどう寄り添うかを決めておきます。夜の通知は時間で区切り、親が関わるのは安全やいじめにかかわるときに絞ります。

息子が五年生のとき、サッカークラブの LINE グループに招待されました。最初の晩、息子の携帯は十分おきに鳴り続け、夕食の間もスタンプの通知が止まりませんでした。私は少し驚き、息子はとても嬉しそうでした。

その夜、私は二つのことを考えました。一つは、このグループが息子にとってどれほど大切な場所になるかということ。もう一つは、そこで起こることのほとんどを、私は見ることができないということです。この記事は、その二つの間でどう振る舞えばよいかを、私なりに整理したものです。

グループトークは見た目以上に大切な場所です

大人にとってクラスの LINE は連絡網の一種に見えます。けれども子どもにとっては、放課後も続く教室であり、休み時間の延長です。誰が何を言ったか、誰が既読をつけたか、誰が招待されていないかが、翌日の教室の空気に直接つながります。

だからこそ、軽く考えずに、かといって恐れすぎずに向き合います。 禁止するよりも、入る前に準備をしておくほうが、子どもを守ることにつながります。学校によってはスマホの持ち込みや使い方に決まりがあるので、それも一緒に確認しておきましょう。

  • クラス全体のグループ。 宿題や持ち物の確認に使われますが、人数が多く、話題が広がりやすい場所です。
  • 仲の良い数人のグループ。 楽しい反面、誰かが抜けたり新しく作り直されたりすることで、気持ちが揺れやすい場所です。
  • 部活や習い事のグループ。 保護者も入っている場合が多く、比較的落ち着いています。

最初に伝えたい三つの約束

我が家では、息子がグループに入る前に、食卓で三つの約束を話しました。細かいルールをたくさん決めるよりも、三つに絞ったほうが子どもの記憶に残ります。

  • 書いたことは消えないと思うこと。 送信を取り消しても、誰かがスクリーンショットを撮っているかもしれません。教室で大きな声で言えないことは書かない、と伝えます。
  • その場にいない人のことは書かないこと。 悪口に加わらないだけでなく、話題が誰かのことになったら、スタンプ一つで流すか、黙っていてよいと伝えます。
  • 困ったら、責めずに聞いてもらえること。 何を見ても、何を書いてしまっても、話してくれたことを先に褒めると約束します。

三つ目の約束がいちばん大切です。子どもが親に話さなくなる一番の理由は、話すとスマホを取り上げられると思うことだからです。話してくれたことで罰を受けない、という安心があって初めて、子どもは困ったときに戻ってきます。

あわせて、既読をすぐにつけなくてもよいこと、夜遅くに返事をしなくてもよいことも伝えておきます。既読の速さで友情が測られるような空気は、子どもを疲れさせます。家の決まりとして「夜は返事をしない」と決めておくと、子どもは「親に言われているから」と友達に説明できます。

仲間外れ、集中攻撃、そしてつらい二つの夜

グループトークを続けていると、ほとんどの子どもが一度はつらい夜を経験します。多いのは二つの場面です。一つは、自分だけが入っていない新しいグループがあると知った夜。もう一つは、自分の書いたことに対して、何人もが一斉に否定的な反応をした夜です。

どちらの夜も、親がすべきことは解決ではありません。まず話を聞き、気持ちを言葉にするのを手伝います。 「それは悲しかったね」「びっくりしたよね」と受け止めるだけで、子どもの肩の力が抜けていきます。

  • その夜のうちに返信させない。 感情が高ぶっているときの返信は、たいてい状況を悪くします。返事は翌朝に考えればよいと伝えます。
  • スクリーンショットを残しておく。 後で先生に相談する必要が出たときのために、画面を保存しておきます。
  • グループを抜けるのも選択肢の一つ。 抜けることは負けではないと伝えます。部活の連絡など必要な情報は、別の方法で受け取れるようにします。
  • 学校の外の居場所を思い出させる。 習い事の友達や親戚など、クラス以外にもつながりがあることを話します。

同じことが何度も続く、特定の子が狙われている、脅すような言葉がある、といった場合は、いじめとして担任の先生や学校に相談してください。記録を持って、落ち着いて伝えることが大切です。

大切な家族との距離を、少しだけ縮めましょう。

無料でダウンロードできます。1分ほどでサークルの設定が完了します。マップを見られるのは、あなたが招待した人だけです。

通知の設定、夜十時にスマホが鳴らないように

グループトークの通知は、放っておくと夜遅くまで鳴り続けます。眠る前の画面は睡眠を浅くし、翌朝の気分にも響きます。通知の設定は、子どもと一緒に、理由を話しながら行います。

  • 大人数のグループは通知をオフにする。 クラス全体のグループは、自分で開いたときに読めば十分です。
  • 夜の時間帯は通知を止める。 スマホのおやすみモードを使い、たとえば夜九時から朝七時までは通知が来ないようにします。
  • 充電は寝室の外で。 夜は居間でスマホを充電する決まりにすると、自然に夜の通知から離れられます。
  • 家族の連絡だけは届くようにする。 おやすみモードでも家族からの着信は届くように設定しておきます。

スマホの初期設定については、新学期に向けて子どものスマホを設定するガイドに詳しくまとめています。

関わるとき、そして手を出さずに見守るとき

子どものトークを毎晩読むべきかどうかは、多くの親が迷うところです。私の考えでは、年齢が上がるほど、読むことより話すことを増やしたほうがよいと思います。黙って読むことは、子どもにとって見張られている感覚になり、三つ目の約束を弱めてしまいます。

  • 関わるとき。 安全にかかわる内容、知らない大人からの連絡、いじめや脅し、子ども自身が助けを求めてきたとき。
  • 見守るとき。 友達同士の小さな行き違い、既読の速さ、グループの入れ替わりなど、子ども自身が経験から学べること。

家族の中で位置情報を共有していても、それは子どもの会話を見ることとはまったく別のものです。Be Closer は無料でダウンロードでき、App Store と Google Play で15万件を超える評価があり、4.4の評価をいただいていますが、トークの中身を見る道具ではありません。見守りは子どもが安全に帰ってくることを知るためのもので、子どもの友人関係に入り込むためのものではない、と私は考えています。

三世代で使う家族のグループについては、家族の LINE グループのガイドも参考にしてください。スマホを初めて持たせる準備は、初めてのスマホのガイドで紹介しています。

ご家族から

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be Closer
Marta Osei
Kids & Teens

Marta writes our Kids & Teens guides. Mother of two, professional over-preparer, firm believer that independence is a skill you practice, together first, then alone. She has road-tested every checklist in her own hallway at 7:40am.

Our guides are written by Be Closer's editorial voices and reviewed by the team behind the app. Questions? support@becloser.com

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