Be Closer
すべてのガイド玄関に掛けられた反射材つきの上着と、学生かばん、そして小さな懐中電灯Kids & Teens

日が短くなる頃、塾帰りの見守りを整える

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be CloserMarta Osei 読了目安 8分

日が短くなる頃は、ルールそのものではなく、習慣のほうを調整しましょう。連絡の時間を日の入りに合わせて早め、かばんや上着に反射材と小さな懐中電灯を加え、駅までの道と駅のホームを一度一緒に暗い時間帯に歩いてみて、玄関先や駅の明るさを見直します。

それは毎年起こることですが、毎年同じように私を驚かせます。ある週は、息子が塾から帰ってくる頃、空にはまだ夕焼けが残っています。次の週には、鍋から顔を上げると、窓の外はもう真っ暗です。息子が遅いわけではありません。日が短くなっただけなのです。

日が短くなっても、塾までの道のりや、乗る電車、友達が変わるわけではありません。変わるのは、わが子がどれだけ周りから見えやすいか、どれだけ周りが見えているか、そして見慣れたはずの帰り道が、どう感じられるかということです。九月の明るさに合わせていた習慣は、十月の終わり頃には、少し手を入れる必要があります。

これは、我が家の秋の整え直しです。準備には週末まるごと一日あれば十分で、続けるのに一日数分あれば足ります。あの夜の胸騒ぎは、今では玄関先での、静かなうなずきに変わりました。

日没の時刻を、家族のカレンダーに書いておく

秋が深まるにつれ、日没の時刻は一週間ごとにずいぶん早まっていきます。塾への行き帰りや、駅からの道のりが、いつの間にか暗い中で行われるようになるのに、誰も予定を見直していない、ということが起こりがちです。日没の時刻をカレンダーに書き、その週末を整え直しの週末としましょう。

整え直しの週末チェックリスト

  • 今週の日没時刻を調べ、冷蔵庫にメモしておきます。
  • 塾、駅までの道、友達の家、よく行くお店まで、普段のすべての移動を確認します。
  • そのうち、どれが暗い中で行われるようになったかを見極めます。
  • それぞれの移動について、連絡のタイミングを調整します。
  • 学生かばんと持ち物に、反射材や明かりを加えます(後述)。

ルールを変えるのではありません。日の長さが変わるのです。 塾の帰りに一人で駅まで歩いてよいという約束に変わりはありません。ただ、その時間を、日の長さに合わせて調整するだけです。

連絡の時間を、日の長さに合わせる

夏の間は「六時までに家に着く」という約束でした。十一月になると、六時はもう辺りがすっかり暗くなっています。そこで「日が沈む前に塾を出る、または出る前にメッセージを送る」という約束に変えました。毎月数字を覚え直すより簡単で、空を見る習慣そのものを育ててくれます。

  • 時刻ではなく、明るさに合わせる。 「明るいうちに出る」というのは、守りやすい約束です。
  • 出発時の一言を加える。 「今から出ます」の一言があれば、いつ頃着くか見当がつきます。
  • 間に合わなかった場合の対応を決めておく。 電話して迎えに来てもらう、建物の中で待つ。すねて暗い中を一人で歩くことはしません。

Be Closerを使っているご家庭なら、到着通知がメッセージの一部を代わりに知らせてくれます。帰宅したという通知が届けば、わざわざメッセージを覚えておく必要はありません。メッセージを送らなくても家族の到着が分かる仕組みに、一緒に設定する方法をまとめています。ただしこれは、スマートフォンが充電されていて位置情報がオンになっている間だけの話なので、出発時の一言は、これからも習慣として残しておきましょう。

見える工夫を、無理なく身につける

暗い色の上着や学生かばんは、夕方五時に車が脇道から出てくるまでは、何の問題もありません。大切なのは、嫌がられる派手な安全ベストを買うことではなく、すでに使っているものに、見えやすさを少し足すことです。

  1. 1学生かばんに反射材のシールやテープを。 目につかないので、本人の抵抗感も少なくて済みます。
  2. 2かばんのベルトやファスナーに、クリップ式のライトや反射板を。
  3. 3反射材のついた上着。 冬物を買うときに、一度確認してみる価値があります。
  4. 4自転車の前後のライト。 毎週末、充電しておきましょう。
  5. 5小さな懐中電灯。 暗い道や、鍵を探すときのために、前ポケットに入れておきます。
反射材は、安全に見せるためのものではありません。数秒早く気づいてもらうためのものです。

いつもの道を、一度、暗い時間帯に一緒に歩く

これが、我が家で一番役に立っている習慣です。夕方が暗くなり始めた最初の週に、普段塾から帰る時間に合わせて、いつもの道を一緒に歩いてみます。見え方がまったく違います。近道のつもりの公園の小道は真っ暗ですし、角の街灯は切れていて、昼間なら簡単な横断歩道も、対向車のヘッドライトがまぶしくて判断しにくくなっています。

  • 多少遠回りでも、明るい道のほうを一緒に確認しておきます。
  • どの道が昼間限定かを、あらかじめ決めておきます。
  • お店や友達の家、図書館など、途中にある安心できる場所を確認しておきます。
  • 駐車中の車の陰を避け、自分が見え、周りも見える場所で横断する練習をします。

道そのものについては、暗い中の登下校に、冬の朝の道順や、交通への注意点をさらに詳しくまとめています。

待つ場所を明るくする、玄関先と駅のホーム

子どもは、思っている以上に長い時間、暗い中で待っています。朝の駅のホーム、夕方の迎えを待つ玄関先、鍵を探す玄関のドアの前。ちょっとした工夫が、大きな違いを生みます。

  • 玄関灯をタイマーやセンサー式に。 帰宅したときに真っ暗な玄関にならずに済みます。
  • 鍵は明るい色のキーホルダーに。 バッグの底でも見つけやすくなります。
  • 駅のホームでは、明るい場所に立ち、線路際から離れること。 駅からの一人歩きにさらに詳しくまとめています。
  • 改札で待ち合わせる場合は、建物の中で電車の到着が分かるまで待ってから出る。

大切な家族との距離を、少しだけ縮めましょう。

無料でダウンロードできます。1分ほどでサークルの設定が完了します。マップを見られるのは、あなたが招待した人だけです。

塾のあとの一時間を、季節に合わせて調整する

お子さんが誰もいない家に帰ってくるご家庭なら、暗い夕方はそこにも影響します。明かりのついた家は、真っ暗な家より、ずっと迎え入れてくれる感じがしますし、簡単な帰宅後の習慣があれば、気持ちも落ち着きます。

暗くなってからの帰宅の習慣

  • 玄関灯はタイマーで、帰宅時には明かりがついているようにしておきます。
  • 鍵は、玄関に着く前に手元に用意しておきます。
  • 鍵をかけたあとは、「帰ったよ」の一言か、到着通知を送ります。
  • カーテンを閉め、スマートフォンを充電します。

朝も、暗いことがある

秋が暗くするのは夕方だけではありません。お住まいの地域によっては、冬の間、駅までの道や電車の時間帯が、しばらく薄暗いままのこともあります。朝には朝の難しさがあります。眠そうな子ども、急ぐ気持ち、そして小さな歩行者を想定していない、出勤途中のドライバーです。

  • 反射材は前の晩のうちに身につけておく。 慌ただしい朝に忘れずに済みます。
  • 数分早めに家を出る。 道を急いで渡らずに済みます。
  • 駅のホームは、明るい場所で待つ。 電車が入ってくるときは線路際から下がります。
  • イヤホンは外すか、片耳は空けておく。 暗い道では、周りの音が聞こえることが大切です。

朝がとりわけ慌ただしく感じられるなら、支度の一部を前の晩に移すのもよい方法です。かばんの準備、上着と持ち物を玄関にまとめておく、ライトの充電をしておく。落ち着いた朝は、それだけで安全な朝になります。

塾や習い事、遅い時間の活動

秋は、塾や部活、習い事が本格化する時期でもあり、その多くが日が暮れたあとに終わります。段取りの見直しが一番必要になるのが、ここです。

  1. 1定期的にある遅い時間の活動を書き出し、それぞれどう帰ってくるかを確認します。
  2. 2暗く人通りの少ない道については、一人歩きから送迎や乗り合わせに切り替えます。
  3. 3一番暗い時期だけ、ほかのご家庭と送迎を分担する仕組みを作ります。
  4. 4迎えが遅れたときのために、建物の中で待つ場所を決めておきます。
  5. 5習い事によっては、冬季だけ時間や場所が変わることがあるので、予定表を確認しておきます。

ほかの保護者の方々と負担を分け合うと、冬はぐっと楽になります。同じ塾や部活の二、三家族でグループチャットを作っておけば、毎晩の心配が、週に一度の送迎に変わります。

時計の合わない季節の、自転車と移動手段

自転車での移動は、自立心を育てるすばらしい手段で、冬の間も続けたいと考えるご家庭は多いものです。ただ、少し準備が必要になります。前後のライトは、毎回のライドで必ず点灯させ、充電しておく必要がありますし、服装は正面だけでなく横からも見えるようにしておくことが大切です。

冬の自転車チェック

  • 前の白色灯と後ろの赤色灯、両方とも充電済みに。
  • 車輪やペダルに反射板を。
  • 落ち葉で路面が滑りやすくなるため、ブレーキを点検しておく。
  • 明るい色や反射材つきの上着を一枚重ねる。
  • 明るい道を通るルートを、一緒に決めておく。

帰り道が暗く交通量も多くなってきたなら、数か月だけ徒歩や送迎に切り替え、春にまた自転車に戻るのも、立派な選択です。自立心を取り上げるわけではありません。季節に合わせて段取りを変えるだけのことです。

明るさも、気持ちも、軽やかに

ここまでのことは、どれも危険についての大きな話をする必要はありません。多くの子どもは、危険であることより、格好悪く見えることのほうを気にするものなので、雨具を用意するのと同じように、実用的な装備とよい習慣として伝えましょう。冬の習慣は一、二週間もすれば当たり前になり、春になれば、また約束がゆるむ瞬間を一緒に楽しめます。

日が短くなることは、習慣の問題であって、信頼の問題ではありません。 時間を調整し、少し明かりを足して、これまで本人が積み重ねてきた自立心は、そのまま残してあげましょう。

ご家族から

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be Closer
Marta Osei
Kids & Teens

Marta writes our Kids & Teens guides. Mother of two, professional over-preparer, firm believer that independence is a skill you practice, together first, then alone. She has road-tested every checklist in her own hallway at 7:40am.

Our guides are written by Be Closer's editorial voices and reviewed by the team behind the app. Questions? support@becloser.com

はじめませんか

大切な家族との距離を、少しだけ縮めましょう。

無料でダウンロードできます。1分ほどでサークルの設定が完了します。マップを見られるのは、あなたが招待した人だけです。