Be Closer
すべてのガイド遠足のためにスクールバスに乗り込むリュックを背負った子どもたちKids & Teens

遠足や修学旅行の当日を、落ち着いて迎えるための準備リスト

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be CloserMarta Osei 読了目安 7分

荷物の準備は前日のうちに済ませ、電話番号と待ち合わせのルールは何か紙に書いてポケットに入れておきましょう。安全についての話は危険の羅列ではなく、短い三つの約束事にまとめます。学校が決めた持ち物や機器のルールにはそのまま従い、聞きたいことは当日夜の短い振り返りに取っておきます。

お知らせのプリントは、たいていかばんの底でくしゃくしゃになった状態で出てきます。そして細かい文字の中に、いつもより四十分も早い集合時間が書かれています。だいたいそこから、遠足は学校の行事ではなく、保護者にとっての一大事になっていきます。

正直に言うと、遠足や修学旅行は全体としてとてもよく運営されています。学校はこうした行事を数え切れないほど重ねてきています。出欠確認も、人数比も、点呼もあり、駐車場のことをこちらよりずっと考えてきた先生がついています。当日の朝、家の中で感じる不安は、ほとんどが私たち自身のものです。

だからといって何もしなくていいわけではありません。当日を本当に楽にしてくれる少しの準備と、私たちを安心させるだけで子どもをかえって不安にさせる過剰な準備があります。このガイドでは前者のやり方をまとめ、後者は省きます。

子どもよりも保護者のほうがそわそわする理由

子どもにとって遠足は、友だちと出かけてお弁当を食べる一日です。保護者にとっては、子どもが見慣れない場所に、遠く離れて、様子がまったくわからない状態でいる一日です。同じ火曜日でも、まったく違う経験になっています。

荷造りを始める前に、まずこのことを自分自身で認めておく価値があります。整理されていない保護者の緊張は、子どものかばんの中に「注意事項の追加」という形で入り込みがちです。六つも具体的な危険を聞かされて家を出た子どもは、三つのはっきりしたルールを持って出た子どもより安全になるわけではありません。ただ不安が増えるだけです。

子どもはあなたの言葉ではなく、あなたの声の調子を持ち帰ります。まずは調子を整えましょう。

前日にやっておくこと

できることはすべて前日の夜にやっておきましょう。当日の朝にあわてて行う部分は、たいてい何かがうまくいかない部分になります。荷造りは、前倒しにしやすいものの代表です。

前日のうちに準備するもの

  • かばんそのものは、子ども自身が、そばであなたが見守りながら詰める。 自分で入れたものは、自分で覚えています。あなたが代わりに詰めてしまうと、あなたしか覚えていません。
  • 水筒は多めに。 遠足当日にありがちな小さな不満のトップは、十一時ごろに水がなくなることです。
  • かばんの中で崩れないお弁当。 冷蔵の必要がなく、道具を使わずに食べられ、バスの中でこぼれないものにします。
  • 天気予報より重ね着。 会場は寒すぎるか、蒸し暑すぎるかのどちらかです。腰に巻ける薄手の一枚は、置き忘れがちな厚手のコートより頼りになります。
  • 充電した端末を、学校が許可している場合のみ。 前日の夜に充電し、朝七時にコンセントにつなぐことのないようにしてください。
  • 薬がある場合は、学校の指示どおりに預ける。 ポケットにこっそり入れるのではなく、学校が案内している手順にそのまま従ってください。
  • 靴は玄関に、すでに用意しておく。 うちでは六年続けて、朝一番のトラブルの原因になっています。

当日の朝も、大事な予定のある朝と同じように過ごしてください。少し早めに、静かに、朝ごはんをきちんと食べてから出発します。朝の支度がいつもばたばたしてしまうご家庭には、朝の準備の仕組みについてのガイドが役に立ちます。遠足の日こそ、その仕組みが一番効果を発揮する日です。

子どもに持たせる、書いた情報

端末は電池が切れたり、預けさせられたり、バスの中のかばんの底にしまわれたりします。紙はそうなりません。かばんの中ではなく、ポケットの中に入る紙のものを用意し、そこに入っていることを子どもと確認しておいてください。

  • あなたの電話番号と、もう一人の大人の電話番号。 保存しているだけでなく、書いておきます。「母の番号は携帯に入っています」と言う子どもより、番号をそのまま先生に渡せる子どものほうが、いざというとき助かります。
  • 子ども自身のフルネームと、苗字が違う場合は保護者の苗字。 子どもにとっては当たり前でも、助けてくれる見知らぬ大人にとっては当たり前ではありません。
  • 合言葉。 「迎えに来て」を意味する短い一言、あるいは本当にあなたが送った大人かどうかを確認するための一言です。まだ決めていなければ、家族の合言葉についてのガイドに十分で決められる方法をまとめています。
  • 待ち合わせのルールを一文で。 当日先生から伝えられる内容に加えて、家庭としての基本方針も添えます。「集団が見えなくなったら、歩くのをやめてスタッフを探す」といった具合です。

ファスナー付きのポケットに入る、折りたたんだカードで十分です。お弁当箱のふたの裏に書いておくご家庭もありますが、そのお弁当箱がバスに乗せられない場合に限り、なかなかよい工夫です。

怖がらせずに伝える

約束は三つまでにします。できれば校門前のあわただしい時間ではなく前日の夜に、一度、いつもの声で伝えます。三つを超えると記憶に残りませんし、話の内容そのものより、伝えるときの調子のほうが大切です。

  1. 1バディや班のみんなと一緒にいる。 遠足では、ほぼ必ず二人組で動く仕組みが用意されています。新しいルールを作るのではなく、学校のその仕組みを大切にするよう伝えます。子ども一人の話ではなく、ペアの話として伝えるのがコツです。
  2. 2集団が見えなくなったら、その場に立ち止まる。 動き回ることが、三十秒の別行動を二十分の行方不明に変えてしまいます。立ち止まることこそが、身につけるべき技術のすべてです。詳しくははぐれたときの約束ごとにまとめています。
  3. 3助けてくれる大人には目印がある。 会場では、名札やそろいの服、案内デスクなどです。大きな施設に着いたら、まず助けてくれる人の見分け方を一緒に確認しておくと、必要なときにすぐ見つけられます。

このリストに入っていないものにも注目してください。知らない人についての警告、最悪の想定、大人が信用できるかどうかを子どもに判断させるような内容です。子どもはそうした判断が得意ではありませんし、そもそもそんな指示は必要ありません。「怪しそうな人を避ける」よりも「ここで働いている人を見つける」のほうが、ずっと役に立つルールです。

最後は安心できる言葉で締めくくってください。はっきりと伝えます。「先生たちはこういうことに慣れているし、上手にやってくれるよ。きっと素敵な一日になるよ」この一言が、それまでのどんな説明よりも力を持ちます。

大切な家族との距離を、少しだけ縮めましょう。

無料でダウンロードできます。1分ほどでサークルの設定が完了します。マップを見られるのは、あなたが招待した人だけです。

付き添いとして参加する場合

保護者としての役割とは別物で、どちらかというと社交的な仕事です。初めて付き添いをする保護者がよくしてしまう間違いは、子育ての延長として臨むことです。実際は、誰かが立てた計画に従って動く、頼れる手の一つになるという役割です。

  • その日はあなたもスタッフの一人です。 自分の子どもは、あなたの連れではなく班の一員です。事前に、優しく子どもに伝えておいてください。七歳の子にとっては、本当に意外な話だからです。
  • 担当する班の名前を最初の十分で覚える。 そして移動のたびに人数を数えます。乗るとき、降りるとき、動く前。声に出して数えて構いません。
  • 自分の判断のほうがよく思えても、先生の指示に従う。 危険性の確認はすでに先生が済ませています。その場で改善しようとするタイミングではありません。
  • 他の家庭の子どもの写真は撮らない。 当日の様子を投稿することもしません。学校から特別に許可がない限り、しないものと考えてください。
  • しつけに関する対応は最小限にとどめ、難しいことは先生に任せる。 気をそらす、話題を変える程度にとどめ、本格的な対応は先生に渡します。
  • 静かにしている子どもに気づく係になる。 三十人を見ている先生には、なかなかそこまで手が回りません。付き添いの大人ができる、一番役に立つことの一つです。

端末について、学校の判断を尊重する

ここで、善意の保護者ほど間違えがちなポイントがあります。私自身も含めてです。多くの学校は、遠足や修学旅行の日には携帯電話やスマートウォッチを家に置いてくるか、電源を切ってかばんにしまうよう案内しています。紛失や盗難への配慮のこともあれば、会場の撮影ルールのこともあり、単純に三十人が携帯を持っていると全く別の遠足になってしまうから、ということもあります。

学校の方針にはそのまま従ってください。こっそり持たせたり、隠しておくよう子どもに言い含めたりしないでください。あなたの指示で学校のルールを破らせることは、位置情報のちょっとした安心感と引き換えにするには割に合わない選択で、一日中子どもたちを預かってくれている先生方への配慮にも欠けます。

もし学校が端末を許可している場合は、こちら側も控えめにしておきましょう。前日の夜に充電しておき、必要なとき以外はかばんの中にしまっておくと約束し、日中は連絡を我慢します。Be Closerは無料でダウンロードでき、最大95%の精度で位置情報を共有できますが、遠足の日に役立つのは地図をずっと見ていることではありません。学校から連絡があったときに、鍵を取りに行きながらでも今どこにいる集団なのかがすぐわかる、という点です。

体調面などどうしても連絡が必要な理由がある場合は、学校に直接、事前に相談してください。学校はそうした事情に慣れているので、誰にも隠しごとをさせないような、無理のない対応を用意してくれることがほとんどです。

自立を育てる振り返り

帰宅した子どもは、くたくたで、少し日に焼けていて、あまり話をしないでしょう。根掘り葉掘り聞かないでください。一日の出来事をすべて聞き出したいという気持ちは、子どもの気持ちというより保護者自身の緊張から来るもので、それをすると次の遠足が試験のように感じられてしまいます。

何か別のことをしながら、二つか三つだけ質問して終わりにします。

  • 一番よかったことと、一番退屈だったことは何?
  • どうしたらいいかわからない瞬間はあった?
  • バスでは誰の隣に座ったの?
  • 次はどう荷物を変える?

最後の質問こそが、静かに効いてくる質問です。段取りの主導権を子ども自身に返すことになり、三回目の遠足のころには、こちらが何も言わなくてもかばんが準備されていることに気づくはずです。完璧に何事もなく終わる一日を目指すことよりも、これこそがこのチェックリスト全体の目的です。

目指すのは、何も起きない一日ではありません。小さな出来事が起きたときに、どうすればいいか知っている子どもです。

ご家族から

Portrait of Marta Osei, who writes the Kids & Teens guides for Be Closer
Marta Osei
Kids & Teens

Marta writes our Kids & Teens guides. Mother of two, professional over-preparer, firm believer that independence is a skill you practice, together first, then alone. She has road-tested every checklist in her own hallway at 7:40am.

Our guides are written by Be Closer's editorial voices and reviewed by the team behind the app. Questions? support@becloser.com

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